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猫の遺棄事件について②

 

お世話になっております。

オーナーです(-ω-)/

猫の遺棄事件について②です。

 

最初のブログを見ていない方は

こちらよりご確認ください←

 

さて、今回は前回の続きで批判のコメント

をいくつか頂いたので誤解を解く為に

一部解説したいと思います。

 

保護猫カフェってなに??


Xの中でも誤解が生じている点を中心に
当店のような保護猫カフェについて
まずは説明させて頂きます。


『猫を保護するカフェなんだから
(保護するのは)当たり前だ。仕事しろ』
          (Xコメントより)

このような投稿が事件後ありました。
まず第一に、『保護猫カフェ』とは
《保護’’された’’猫がいるカフェ》
であり、お店によって猫の譲渡
(新たな里親を探す事)をしている
【譲渡型保護猫カフェ】や
通常のカフェ形態で猫と触れ合う
事が出来る場所を提供している
【展示型保護猫カフェ】があります
(呼び方は色々ですが)。
当店は【譲渡型保護猫カフェ】であり、
殺処分される寸前の猫を預かり、
人に慣れさせていきながら、
里親探しをしています。
猫の殺処分を止める為の防波堤であり、
『個人の都合で飼えなくなった猫を
引き取ってくれる場所』ではないのです。

また、これらの保護・譲渡は全て
国や市からの援助があるわけではなく、
全て個人の自腹で行っています。
(国がやってくれるといいんですけど…)
猫の保護にはかなりお金がかかること。
これも知られていない様に思います。
以下、ざっくりの概算です。
(提携動物病院にはかなり安くして
頂いており、個人で行くと1.5-2倍位の
値段となると思います)

・ワクチン、猫エイズ猫白血病、検便
ノミダニ回虫駆虫薬(保護状態によって
追加の検査や投薬、治療) 10000-50000
・避妊去勢 10000-20000
・餌、砂等の飼育費 
年間40000〜50000
水道光熱費や世話にかかる人件費を
計算せずにこれくらいはかかります。
(猫さん1匹あたり)
この金額をカフェの売上で
なんとか補填しているのです。

『猫で儲けてんだから保護くらいしろ』
           (Xコメントより)

保護猫カフェは儲かるもの。
そう誤解してる方が多すぎます。
上の金額を保護した猫の頭数分支払い、
家賃や仕入れ費、
税金等取られながら運営して
儲かるとお思いでしょうか…?

僕は普通のカフェをやる方が責任的にも、
かかる費用的にも、儲かると思います…。
それでもこのお店をしているのは
動物が好きだから、
動物に人生を捧げているから、
に他ならないです。

全国の保護猫カフェさんは僕と同じく
猫を守りたい一心で身を切りながら
経営されていると思います。
間違った知識、偏見で攻撃する事は
お辞め頂きたく願います…。


本日までにXでの誹謗中傷コメント

(人格否定、間違った情報での批判等)

を受けたり、口コミサイトで

『お店を利用したことはないけど

Xの投稿が不快だった』と、

低評価を受けたり、ワンコールで電話を

切る悪戯電話を受けたりと理解に苦しむ

攻撃を受けており、大変残念に思います。

 

少しでも誤解が解けて間違った批判を

する方が減ってくれると嬉しいです。

 

次回のブログでは警察の人とのやり取り

について書きたいと思います。

続きをお待ちください。